VA・VE事例

高精度治具のマシニング加工によるコストダウン
<高精度パイプ・シャフト設計におけるコストダウンのためのVA/VE 設計ポイント>

 高精度治具において、上図の様な図面があります。角部面取りC1指示がある為、マシニングで加工をすると、掴み替えや、治工具の作製に時間が掛かってしまいます。段取り時間も掛かる為、納期も遅くなりコストアップになってしまう。

 高精度治具において、角部面取りをC0.1~0.5に設計変更することで、納期短縮コストダウンを実現する事が出来る。四角い材料を購入する場合角部の面取りがC0.1~0.5が標準である為、掴み替えが無くなり、工数削減、納期短縮、コスト削減を実現することができる。

POINT

 高精度治具部品の設計において、面取り部分の大きさを設計変更することで納期短縮とコストダウンを実現することができる。角材購入時、C0.1~0.5の面取りは標準である事から、加工する事がなくなる事で無駄な摑み替え作業が無くなり加工時間の短縮、工数削減、納期短縮に繋がりのコストダウンが可能になる。

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