VA・VE事例

ネジ形状の逃げ溝入れによるコストダウン
<高精度パイプ・シャフト設計におけるコストダウンのためのVA/VE 設計ポイント>

 ネジの加工において、上図の様にM20×46の指示がある場合、ネジ部が根本まで指示されている為、加工が困難になりツール段取り時間が大幅に掛かってしまうので、納期に時間が掛かり、コストアップに繋がる場合がある。

 ネジの加工において、上図の様にM20×46部に逃げ溝を入れる事で、ツールが汎用で対応可能になり段取り時間の短縮になり、加工工数も削減される為、短納期での対応が可能になります。

POINT

 ネジ加工において、ネジ部に溝の指示をする事でツールが汎用で対応可能になる事で段取り時間の短縮に繋がり、短納期での対応が容易になる。溝指示を入れる事で、根元まで相手部品の締め付けが可能になる事で隙間等の不安が解消される事で、加工時間の短縮や短納期での対応が出来るようになります。

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