VA・VE事例

高精度段付シャフトの振れ測定方法の変更によるコストダウン
<高精度パイプ・シャフト設計におけるコストダウンのためのVA/VE 設計ポイント>

高精度段付シャフト部品において、上図のように6mm カット面(平面)に振れ指示がある場合、カット面を測定することが不可能で、通常の測定方法では検査を行うことができなくなります。カット面を補い、回転を可能にするための特殊な治具等を準備する必要があり、測定時間とコストが掛かってしまう原因となります。

カット部を持つような高精度段付シャフト部品においては部品にあった精度指定、測定方法の指定が重要です。上図では6mmカット部を真直度指示に設計変更することで、振れ測定ではなく別の測定方法による測定が可能になります。測定方法を変更することで測定時間が短縮され納期短縮と加工コスト削減を実現できます。

POINT

高精度段付シャフト部品の設計において、実際の現場での測定順や方法を考慮することが重要です。上図のようなDカットが存在する部品は、円周振れ公差を測定することが、測定方法上困難であるため、用途に応じた精度指示に設計変更することで納期短縮とコストダウンを実現することができます。

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