VA・VE事例
高精度位置決めピンシャフト、図面寸法指示方法の変更による検査工数削減
<高精度パイプ・シャフト設計におけるコストダウンのためのVA/VE 設計ポイント>

高精度位置決めピンシャフトにおいて、上図では、球面指示部の寸法公差がSφ4p9になっている。一般的に高精度位置決めピンシャフトの球面部は挿入の際のガイドになるので、球面部にSφ4p9の指示では寸法交差が厳しいと考えられる。従って加工時の寸法公差の管理が難しいので検査工数が上がり、リードタイムが増加してしまいます


高精度位置決めピンシャフトにおいて、上図のようにピンシャフト部分の寸法公差及び球面部の寸法公差を別に記載することにより、球面部の寸法公差が一般公差になるため、寸法管理が容易になるので、検査工数の短縮に繋がる。従って、リードタイム短縮ができ、加工コストの低減を実現することができる。

高精度位置決めピンシャフトの設計において、ピンシャフト部と球面部を別々に寸法指示することにより、球面部のφ4p9管理ではなく、一般公差の管理になるので検査工数の削減ができ、トータルリードタイムの短縮に繋がり、加工コスト削減が可能になります。
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