VA・VE事例
高精度スリーブ圧入作業の効率化設計による歩留まり率悪化防止
<高精度パイプ・シャフト設計におけるトラブル防止のためのVA/VE 設計ポイント>

高精度スリーブにおいて、図のような両端部にフランジを接着・圧入するような設計となっている場合、接着・圧入時の空気の圧力や、その後の熱処理時に伴って内部の空気が膨張してフランジが脱落するトラブルが発生してしまいます。製品歩留まりが悪化することに加え、製品の使用中にトラブルが発生するリスクも高くなってしまいます。


高精度スリーブにおいて、両端から圧入部品を取付け、内部が密閉状態となる場合は、上図のようにフランジに空気穴を入れることで、トラブルを防止することができます。この空気穴により内部の圧力でフランジが抜ける事が無くなり、圧入後、短納期で作製する事が可能となります。

高精度スリーブにおいて、両端に圧入部品が取付けられる場合、内部が密閉状態となるため熱処理等を行った際に内部の空気の圧力により両端部品が脱落してしまうトラブルがあります。この場合はスリーブに空気を抜くための穴を設けることによりトラブルを防止することができます。
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