VA・VE事例
高精度スリーブの圧入ガイドの設計変更による組立作業効率化
<高精度パイプ・シャフト設計におけるリードタイム短縮のためのVA/VE 設計ポイント>

高精度スリーブにおいて、図のような内径加工をする際、端部に圧入をする際の面取りやガイドのためにR を指示されていますが、R 面取りの場合圧入時にすべりが発生し、フランジがスムーズに入らなくなってしまいます。このため組立の作業時間に時間が掛かり、組立作業が非効率となってしまいます。


高精度スリーブにおいて、端部に組立が発生する場合、図のような内径加工時に、30°程度の面取りを指示する事でこの端部の面が圧入時のガイドの役割を果たします。このガイドにより圧入作業が効率よく出来るようになり、組み立てコストの低減、良品率の向上を実現できます。

高精度スリーブにおいて、端部に取り付け部品がある場合、端部の仕上げがR面取りとなっているとこのR面がすべりを誘発し組立時の作業性を下げてしまいます。この場合端部の仕上げは30°の面取り加工とすることで、面取り部がガイドの役目を果たし組立作業性の改善を行うことができます。
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