VA・VE事例
高精度シャフト表面加工指示廃止によるコストダウン
＜高精度パイプ・シャフト設計におけるコストダウンのためのVA/VE 設計ポイント＞
高精度シャフト部品において、上図のように挽き下しした軸径にＧ（研磨加工）指示が入っています。段付形状を研磨する場合異なる設備（研磨機）を使用しなくてはいけなくなり、研磨工程が増え、工数アップ、コストアップの要因となります。
高精度シャフト部品において、上図のように挽き下しした軸径のＧ（研磨加工）を廃止する事で、胴部（φ１２部）のみの研磨工程になり工程を省略することが可能になります。加工工数が減少するため、製作リードタイムの短縮、およびコストダウンを実現することができます。
高精度段付シャフト部品の設計において、胴部と挽き下しした軸径に研磨指示が有る場合、異なる設備（研磨機）を使用しなくてはいけなくなり、コストアップの原因となります。挽き下しした軸径の研磨指示を省いた指示に設計変更することで、研磨加工工程が削減され、納期短縮とコストダウンを実現することができる。
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