VA・VE事例
高精度シャフト嵌め合い寸法明確化による加工精度の安定
<高精度パイプ・シャフト設計における高品質化のためのVA/VE 設計ポイント>

高精度シャフトに於いて、上図では①②の部材が異なった指示で圧入のみの指示しかされておらず、部材が重なっている状態の図面となっています。そのため圧入に伴う、はめあい公差の指示がなく、勘合部の精度や穴深さ・形状をどのように加工するのかが図面から読み取ることができず、品質を安定させることが難しくなります。


高精度シャフトに於いて、圧入部分が別体で存在する場合は、はめあい精度・切削深さの明示・中ぐり底形状全ての指示が分かるように図面指示を行う必要があります。上図では製作製品が明確化されているため、加工や検査における工数削減によるコストダウンの実現、および品質の精度を向上させることが可能になります。

高精度段付シャフト部品の設計において、別体部品が存在する場合は、別体部品のそれぞれのはめあい精度や切削深さの明示、中ぐり底形状指示を明確に読み取ることができる図面指示を行うことでリードタイム短縮とコストダウン、製品品質の向上を実現することができます。
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