VA・VE事例
高精度インロー加工におけるスリーブの品質向上
<高精度パイプ・シャフト設計における高品質化のためのVA/VE 設計ポイント>

精密スリーブにおいて、上図の様に振れ規格がA,B受けで10ミクロンの公差の指示になっております。複写機などのインロー加工があるスリーブでは規格が厳しい為、引き抜き材を使用し精度を出していますが、上図の様に記事に熱処理175℃の引き抜き材に指示がある場合は、加工後の真円に影響があり振れの悪化の原因になってしまう為、品質が安定しない。


精密スリーブにおいて、上図の様に振れ規格がA,B受けで10ミクロンの公差の指示になっている場合、記事部に材料の熱処理を200℃ 2hの指示に変更する事で、硬度が下がり加工が安易になる為に、インロー加工の精度や外径加工の精度が上がり、コストも上がらずに高精度のスリーブが加工できるようになり、品質向上に繋がります。

精密スリーブにおいて、複写機などのインロー加工があるスリーブでは規格が厳しい為、引き抜き材を使用し精度を出していますが、上図の様に記事の熱処理175℃ 4hを200℃ 2hに変更する事で、コストも上がらず、加工時に余計な負荷が掛からない為、高精度の製品の加工が出来るようなり、品質向上に繋がります。
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