VA・VE事例

寸法規格変更におけるコストダウン
<高精度パイプ・シャフト設計におけるコストダウンのためのVA/VE 設計ポイント>

旋盤加工において、公差をうまく指示できないと過剰品質の部品や不良品が出来上がってしまいます。上図のようなカラー内径がΦ9+0.1、そのカラーに通るボルトの規格がM6という製品があります。しかし、M6のボルトを通すには、カラー公差+0.1は厳しい公差で加工することになります。公差が厳しいと加工時間が長くなり、また過剰品質となるため、コストアップ・リードタイムの延長を招いてしまいます

旋盤加工において、上図のようにカラー内径の公差をキリという指示に変えることで、加工時間の延長・過剰品質を防ぐことができます。図面には様々な公差の指示があり、不良品を防ぐためにも公差は重要です。しかし、厳しい公差をかけることで過剰品質となってしまいます。交差を緩和することにより、加工時間の短縮、過剰品質を防ぎ、それによるコストダウン・リードタイム削減が可能となります

POINT

図面の中には様々な公差が指定されています。
しかし、中には厳しい公差により過剰品質な場合があります。
部品の機能上、公差を緩和若しくは取り除くことでリードタイム短縮につながります。
ただし位置決め用のノックピン等は公差が必要な加工もありますので注意が必要です。

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