VA・VE事例

圧入部を持つ高精度スリーブの精度指示変更によるコストダウン
<高精度パイプ・シャフト設計におけるコストダウンのためのVA/VE 設計ポイント>

高精度スリーブにおいて、2 ピース部品の場合、圧入を行うことがよくあります。パイプの圧入を行った際は、圧入部分が膨らんでしまうため、図のような公差20.0±0.02の高精度指示の場合は、圧入工程後に仕上げの工程が必要になり、工程が増えるためにコスト高となってしまいます。

圧入部を持つ高精度スリーブ部品の場合、圧入によるスリーブ部分の形状変化を考慮し、図のような圧入部付近は公差20.0±0.02の指示の圧入寸法の範囲のみ、公差を広げる事で特殊な仕上げ工程が不要となります。この公差指示により工程を削減することができ、短納期対応やコストダウンが出来るようになります。

POINT

高精度スリーブの組み合わせ部品では、圧入を行い2 種の部品を接合することがよくあります。この圧入の際の注意事項として、圧入によるパイプ径の変更があります。高精度スリーブ部品のように全体で精度が必要な部品の場合、仕様上可能ならば圧入部付近の公差のみ緩めることで、仕上げの工程が不要となりコストダウンを実現できます。

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