VA・VE事例

中空形状を持つ高精度シャフトの中繰り底形状変更によるコストダウン
<高精度パイプ・シャフト設計におけるコストダウンのためのVA/VE 設計ポイント>

高精度シャフト部品において、上図のような30 °の中ぐり形状の指定がある場合、一度ドリルで内部に穴を開けたあと、細いバイトで中ぐり加工を行い角度を整える必要があります。そのため工数が増え、加工時間が増大、その結果として加工コストも増加してしまいます。

中ぐり形状を持つ高精度シャフト部品においては、ドリル形状と同じこう配(上記例では65°)に設計変更することで、ドリルの穴あけ工程のみで角度を取ることができます。そのため、中ぐり加工を行う必要がなくなり、段取りが減るため、納期短縮、コスト削減を実現することができます。

POINT

高精度シャフト部品の設計において、中ぐり形状をドリル先端部形状(上記では65°)に設計変更することで、加工工程がドリルの切削のみで行うことができます。勾配が30°のようなドリル先端形状と異なる場合、刃物を入れる回数が増え、工数が増えるため、段取り時間が最小に抑えられ、納期短縮とコストダウンを実現することができる形状で設計することが重要です。

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